便利なBootstrapに関して、現状Ver 3.xでは、Responsiveレイアウトのグリッド定義が画面解像度(幅)によって4つデフォルトで定義されています。
Extra small devices | Small devices | Medium devices | Large devices | |
---|---|---|---|---|
Devices 想定端末 |
Phones スマートフォン |
Tablets タブレット端末 |
Desktops デスクトップ |
Desktops デスクトップ |
Device Width 画面幅 |
768px未満 | 768px以上 992px未満 | 992px以上 1200px未満 | 1200px以上 |
Class prefix クラス名ヘッダー |
.col-xs-** | .col-sm-** | .col-md-** | .col-lg-** |
ただ、この現状だと幅が768ピクセル未満は全て同じと見なされるので、iPhoneの縦と横で同じレイアウトになってしまいます。
そのため現状だと、@media only screen and (min-device-width: 320px) and (orientation: portrait) { /* CSS Here */ }
など、メディアクエリで対応するしかないのですが、もっと簡単にレイアウトできればということで調べたところ、もちろんBootstrap側でカスタマイズ出来るオンラインルーツが用意されていました。
※ Customize and downloadのページから自由なブレイクポイントでカスタムしたCSSが作れます。
でも、これをパッと見て理解できる人は多くはないハズ。ですよね。
ということで、簡単に実現する方法として、480pxでもう一つブレイクポイントを作ることができる差分CSSファイルを作成しました。
下記からダウンロードしたCSSファイルを通常のBootstrapのCSSの次にbootstrap-xss-X.X.X.css
を読み込むだけで大丈夫です。
これで、ブレークポイントとして.col-xxs-**
や.hidden-xxs
、.visible-xxs
というクラスが使えるようになります。
Extra Extra small devices | Extra small devices | Small devices | Medium devices | Large devices | |
---|---|---|---|---|---|
Devices 想定端末 |
Phones 小型スマートフォン(縦) |
Phones 小型スマートフォン(横) 大型スマートフォン(縦) |
Tablets タブレット端末 |
Desktops デスクトップ |
Desktops デスクトップ |
Device Width 画面幅 |
480px未満 | 480px以上 768px未満 | 768px以上 992px未満 | 992px以上 1200px未満 | 1200px以上 |
Class prefix クラス名ヘッダー |
.col-xxs-** | .col-xs-** | .col-sm-** | .col-md-** | .col-lg-** |
通常のGridレイアウトと同様にクラス付与により、480px未満
と480px以上 768px未満
を分けることが出来るようになります。
Grid 1Grid 2