Twitter社のWEB UIフレームワークであるBootstarpがバージョンアップして4のリリース候補版がダウンロード可能となりました。バージョン2から3へのような大きな変化はないですが、着実に使いやすくなっています。
今回は、変更点を日本語に意訳すると共に、噛み砕いて分かり易く解説してみることにします。
- ブレイクポイントの計算が「px」から「em」ベースに
- ブレイクポイントが1つ追加
- よりスマホでの表示が柔軟に行えるように
- 全般的なBOX要素の幅設定(box-sizingプロパティ)が「content-box」から「border-box」に
- content-box : パディングとボーダーを幅と高さに含めない
border-box : パディングとボーダーを幅と高さに含める
- フレックスボックスへの対応
- .well .thumbnail、.panel要素が削除
- .card要素の追加
- IE8がサポート対象外に、テンプレート内のjqueryがバージョン2系に
- JavaScript処理パフォーマンスが向上
- ほぼ全ての処理スクリプトが、ES6(ECMAScript 6th Edition)でリライト
- ツールチップ()、ポップオーバ()要素の位置計算の向上
- Tetherライブラリの採用によって
- リファレンスドキュメントの改善
- 記述内容だけでなく、ページの構成も含めてより見やすく、探しやすくなりました。
- 基本カラー(5色)の変更
- アウトラインボタン(Outline buttons)の追加
- CSSツールが、LessからSassに変更